2010年12月13日月曜日

Do It Ourselves



10→11
2010.12.31-2011.1.1
Open 21:00-???
@ACDC; Gallery http://www.acdc-japan.com

DJ:
ALTZ (ALTZMUSICA)
Kihira Naoki (Social Infection/地下茎/THREAD)
saki (THE AGE OF LOVE)
HiDe (Deepulse/B.M.F)
maiko (anima/地下茎/Emerald Tablet)
Ooshima Shigeru (Social Infection/DxMxFxB/2×4)
handa (JACKFORDAZE)
Nilei (artribe)
... and more!!!


LIVE:
CROSSBRED

VJ:
BetaLand (FLOWER OF LIFE)
Leitfaden (idealsolution)

DECO:
ERiNi

SOUND SYSTEM:
Hamastars

FOOD:
atmosphäre

寿司:
A

MATE BAR:
Kaoru

Entrance Fee/¥1500

ACDC; HP
iFLYER

2010年11月15日月曜日

12月は共同開催でゲストを迎え撃ちます


12月のJACKFORDAZEは、DJ OOSHIMA SHIGERUとBUSHMINDのパーティー「2x4」と共同で、スペシャルゲストを迎えての開催です。

■JACKFORDAZE & 2x4 presents LUKE HESS from detroit

■SPECIAL GUEST DJ : LUKE HESS

■DJ : OOSHIMA SHIGERU / BUSHMIND / HANDA / KONO

■START : 23:00

■FEE 2500/1D WITH FLYER 2000/1D

http://www.compufunk.com


★Luke Hess [DeepLabs / FXHE / Echocord / Planet-e / Kontra-Musik]

Born 1980 in Metro Detroit and subject to the city's mid-90's warehouse parties, Luke Hess has harnessed a deep appreciation for electronic music and the expression of the underground movement. His background in mathematics and engineering has given him a scientific approach to the dance floor, using frequencies, tones, and soundscapes to transform surroundings and mood. Luke's faith based music production has landed him a seat with FXHE and Beretta Music in Detroit. Hess followed up his first releases with original productions and remixes on Echocord Colour, Ornaments, Kontra-Musik, Modelisme, Pong-Musiq, and Finale Sessions. In 2009, Luke completed and released his first album, “Light in the Dark” on Denmark-based record label, Echocord. “Light in the Dark” received glowing reviews and was hailed by many as one of the best deep techno albums of the year. In 2010 he began his own interpretation of Detroit techno with his new Detroit project and record label - DeepLabs.

With 10 years of DJ experience and notable LIVE sets, he is regarded as a perfectionist on stage, layering his tracks in a very detailed and hypnotic manner. Luke has played at notable venues and events such as Culture Box (Copenhagen), Panorama Bar (Berlin), Unit (Tokyo), Detroit Electronic Music Festival (Detroit), Fabric (London), The End Up (San Francisco), Golden Pudel (Hamburg), Sirup (Zagreb), Weekend Club (Berlin), Cubic Club (Madrid), and The Bunker (NYC).

Luke's continued hard work behind the decks and in the studio combined with his unyielding interest in technology and sound will no doubt stimulate the boundaries of electronic music.

デトロイト出身。90年代中期のデトロイトのウェアハウス・シーン、中でも特にRob Hoodに影響を受けて育つ。
FXHE、Beretta Musicといったローカルレーベルのみならず、Echocord Colour、Kontra-Musik、Modelismeからリミックスも含むリリースを重ね、ファーストリリースから2年足らずで2009年にデンマークのポスト・ベーシック・チャンネルと呼ばれるレーベルEchocordよりアルバム「Light in the Dark」をリリース。
高い評価を受け、デトロイトテクノ再解釈プロジェクトとして自身のレーベル「DeepLabs」を2010年にスタートする。
作品だけでなく10年に渡るDJのキャリアも持つ。初来阪。

Luke Hess myspace
RA
Higher Frequency

2010年11月9日火曜日

NOVEMBER 2010


GUEST DJ : KATSU from KYOTO

福岡出身、90年代中期より京都在住。
EAST〜鶴の間で行われ、毎回混沌を生み出したparty「HOUSEFORCE」解散後、音楽活動をマイペースに拡張中。現場叩き上げの独特なセンス、パッショナブルかつ安定したグルーブを放つplayにご期待あれ!


また、
DJ HANDAによる「ひつじ雲mix」をアップしております。
右側からどうぞ。

2010年10月5日火曜日

Maskita-Laba Exhibition -extra at tamutamu cafe

CIRCO MITALIでの会期は終了しました。
作品は現在、新しくオープンした日本橋のタムタムカフェにて展示、販売を行っています。
しばらくの間、営業時間等はコチラでご確認下さい。

"おいしいごはん。おいしいおと"
「タムタムカフェ」
TEL 06-6568-9774

2010年9月17日金曜日

Maskita-Laba Exhibition


初めて見たのは京都のとあるCLUBでのバーテン姿、それ以来レコード屋でよくみかけるようになり、その後ふたりでディープハウスのレコードを仕入れまくったRiverside Records勤務時代から、Laba-labaを経て今はJACKFORDAZEのレジデントDJと、なんだかんだで長い付き合いです。

DJ以外にも多忙で多望、辛口トークが意外と人気の長身、
コウノの個展が本日より、東心斎橋の(本格)イタリアンレストラン "CIRCO MITALI"にて開催です。

まずはコウノの盟友で、或るカレー屋の店主のblogに載っている案内を御覧いただいてから、是非とも足をお運び下さい。

会期が本当は18日の土曜日からだったのが、17と書いて案内状を印刷に出してしまい、それを店主に伝えたところ、快くOKを頂いた、という逸話も、会場での美味しい時間の肴にして下さいませ☆

コウノは9/25、山梨で開催されるFORTE open-air-2010に今年も参加します。

2010年9月15日水曜日

JACKFORDAZE 2010.10.10.SUN welcome EMERALDA


JACKFORDAZEが常々、
勝手にフィーチャーする街「岐阜」。
そして、その街で自分たちの価値観を提示し、インディペンデントな活動を続ける CLUB「EMERALDA」。これまで大都市での公演が多かった海外からのアーティストや 田中フミヤ、JUZU a.k.a. MOOCHY、DJ NOBU、井上薫、さらには半野善弘(RADIQ名義)など、日本のシーンを牽引するアーティストを積極的に招き、ローカルシーンの加熱、加速を促してやまない(言わずもがな、ここで言うローカルとは地元のことである)彼らと、JACKFORDAZEが偶然の出会いから親交を深め合い、1年を迎えられたことを勝手に自分たちで祝うべく、今回のJACKFORDAZEでは、
EMERALDAのオーナーの KAMEKAWA、90年代中後期をロンドンでLOST KIDSとして過ごした体験を地元に伝える JUNYA、そして彼らを支え、様々なゲストを自分達のホームで迎え撃ってきた KAWAI、
この3名のDJを迎えます。

当日、フロアで会いましょう。

welcome EMERALDA.

Reagenz LIVE & Move D DJ set in osaka, noon!!!


2010-09-22(Wed)
NEWTONE RECORDS and EMERALD TABLET presents
REAGENZ (Move D & Jonah Sharp)
@noon

>>ticket info

アナログシンセの鳴りのツボを知り尽くした大人が2人。
テクノ、アンビエントに長く関わってきた人にとっては伝説といっていい JONAH SHARPとMOVE Dのスペシャル・ユニット"REAGENZ"のライブが大阪で実現!
MOVE Dは"REAGENZ"のライブに加えてDJプレイも披露します。

照明チームの一員として参加します。
とても楽しみにしています!!!

Reagenz interview

2010年8月23日月曜日

JACKFORDAZE september


今回もレジデントの2人です。
日にちが日にちだけに、レコードのセレクトに気合いも入ります
(毎回なんだかんだでそのタイミングでの特別なセレクトを忍ばせるよう心がけているのですが)。
Let the music ease your mind...

また、前回8月のJACKFORDAZE翌日の日曜に行ったustの録画です。
Handa,
Kono
BGM代わりにどうぞ。

今年4月よりバックルームで毎月JACKFORDAZEを開催するようになってから、会報作成が出来ておりません。文章ではなく、現場の空気感を伝えることに重点を置いております。

Tシャツを作成しました。XS, S, M, L, XL
¥2500でパーティー当日に販売しています。
こちらもよろしくお願いします。

10月はゲストを迎えて開催予定です。
そちらもお見逃しなく!

2010年8月5日木曜日

DJ MIEKO is BACK in OSAKA!!

ベルリンからDJ MIEKOが帰国中です。
大阪はコチラ!
Social Infection 2010.8.7 (Sat) @ zing
Social Infection web

翌週は姫路fab-space!
TENG-SHING 2010.8.13 (fri) @ fab-space

JACKFORDAZE august

every 2nd saturdays at COMPUFUNK RECORDS BACKROOM.
是非!

sound-channel 2nd anivversary


日頃からなんだかんだで親交の深い、
サウンドチャンネルがアメ村に移転してもう2年、
おめでとう〜これからもアメ村の良心であり続けて欲しい!

日曜日の深夜0時頃DJ予定です。
sound-channel HP

2010年7月25日日曜日

7/31sat JACKFORDAZE@caliente



今度は東心斎橋カリエンテに出張です。
JACKFORDAZEレジデンツの2人と、sound-channelのソルジャーを迎えての開催です。普段はレゲエな箱のカリエンテですが、アナログに特化した出音を是非とも浴びにお越しくださいませ。

music charge500円。
Tシャツ販売も行ないます。

地図などはコチラ→CALIENTE

7/30fri zip@union





今回のzipのゲストは、2000年代をLONDON〜BERLINで過ごし今年帰国、東京でFUNKTAXIや日本オシロサービスといったパーティーを手掛けるほか、op.discやTrapez等名門レーベルから作品をリリース、自他共に認める筋金入りのパーティーピープルなDEN君を迎えての開催です。
マイカのライブもやるよ。

DEN君の最近のチャートです
technique
beatport

■zip @union
■2010/07/30/fri
■21:00-
■Guest DJ
 DEN (op.disc, nippon oscillo-service, funktaxi, Trapez)
■DJs
 Handa
 bun
 u-ki
 sano minoru
■Live
 Micah Ginnis

■door 2000yen/1d, w/f 1500yen/1d
■info
 zip myspace
 DEN myspace
 union

手元にフライヤーが無い方は、iFLYERディスカウントをご利用下さい。

2010年7月22日木曜日

7/23fri JACKFORDAZE@cauliflower

7/23fri JACKFORDAZE @Cauliflower

DJs:
Masahiko Uchikawa (Rhythm of Elements, Loftsoul),
Testu Shiraishi,
Kihira Naoki (Social.Infection, 地下茎),
Handa

23:00-
¥1500/1D

バックルームではなく、今回カリフラワーにてJACKFORDAZEを開催します。

以前に会報で自分のDJデビューのきっかけについて書きましたが、
今回のメンツ、私以外の3人はその時の審査員でした(はず、、記憶曖昧ですが)。
あれからそろそろ20年が経ちますが、全員現役です。

内川さんは最近Loftsoul名義でレーベル、リリース活動も行っていており、
こないだ6月はデトロイトでセオ、GU、BOO、RICK WADEらと一緒にDJしてきました。
単に一緒に名を連ねたのではなく、かなり親交が深く、濃いウラ話を聞きました。
音楽的バックグラウンドが似た者同志って、いいですよね。
地元上田の自身のクラブLOFTで、先週はLarryの誕生日ということもあり、Victor Rosadoとplay、
独自のネットワークはロンドンのブラックコミュニティとも繋がっています。

内川さんと一緒に京都GARDENをやっていたのが白石さんです。
彼がDJ始めたきっかけは、東京でアゲイシさんと出会ったからと聞きました。
大阪ではNUDICという東心斎橋にあった箱も手がけてましたが、喋れるようになったのはごく最近、
アゲイシさんのハピマンでオレのDJを気に入ってもらってからの話です。
すごい時間かかってますな〜。。

ここをご覧になってる方に、紀平さんはもはや説明不要かと。 
紀平さんにとっても、上記の2人は大御所な訳で、、

背筋伸ばしていかな!

当日は、いぶし銀たちのグルーブを堪能しにお越し下さい。
別名、裏GARDENナイト!


それと、
先日のバックルームでのmixをポッドキャストにアップしています。
多くの方に聞いて頂いておりまして、誠にありがとうございます!
本日コウノのmixを追加しました。
右側サイドバー、もしくはコチラからどうぞ。

2010年6月24日木曜日

西新宿モンゴリアンチョップ

15年ぶり?2度目となる、レコード持参での東京遠征でした。
田舎に住んでた頃に憧れてた東京は、関西に出てきてからの生活を通じて憧れの場所では無くなったけれど、今回、東京ローカルのパーティーピープル達に案内してもらって現場を体験した感想は、テレビとか旧態然のメディアが垂れ流すどうしようもない情報に少なからず惑わされていたなと。現場の底力やっぱスゲー!
初めて東京好き!って思いました。

OATHは噂どうりのナイススポットで、人の集まり方がすごく良かった。
前の週が周年で、当日は代表戦で、
日本は善戦したけど負けたから、客足どうかな〜って思ってたけど、
DJの友人や、名前は知ってる初対面の音楽人や、西成出身のヤツや、
情報を頼りに友達の友達が来てくれたり、他にも、、
さすが東京、ツワモノいっぱいおるね!

店内はもちろん、
外にはみ出してたむろしてる人達は、それぞれに良く喋ってる。
ブースとフロアが近いので、
調子のってきたらすぐ煽りに行けるし、イマイチだとすぐ煽られる。
基本ノーチャージでドリンクオール500円。そして旨い。
難点というか、OATHで500円でドリンクが飲めてしまうので、他の場所がどうしても高いと感じてしまう。
でも、土地代の事があるので仕方ないのは理解できる。だからこそあの値段とスタイルで続けてるOATHは凄い。
滞在中お世話になったOKDさんいわく、
「東京の良心」
まさにそんな感じ。応援したくなるハコでした!

京都mushroomの頃、元祖現場系フリーペーパー「鯖」をやってたSちゃんと事前に連絡をとってて、当日oathで当時の話をしようと約束してて、久々の再会に乾杯しました。彼女は当時の懐かしいフライヤーを沢山持ってきてて、思い出しながら喋ったんやけど、思い出したのは、
当時は何も考えてなかったって事だった(汗)
ただただ楽しくて、それをいっぱいに浴びるので精一杯だった、という事で、、

(ちなみに今でてる「デザイン」誌で、90年代のテクノフライヤーをなんと30pに渡って特集しています。
 ちょっと高いけど、かなりいろいろ載ってて、中でも目を惹くのが、見開き半分にAUTONOMIAという!)

六本木でDJしてから現れた、DJ同級生のTenちゃんは、さすがの安定感で、終始
 いいでしょ!(ニヤリ)
て感じでした。
Tenちゃんからバトンを受けて、しばらく走ってから・・・と思っていたら、
何か歌モノかけてって言ってるよ、とのリクエストがあったので、
あら、そうなの?と、ここぞとばかりに好きなトラックかけまくり。
I wanna see your body movin' & groovin' !!!
反省点もあるものの、ダイレクトなタイミングで、
さらにDJ終わってからも良いリアクションを頂きました。
世界はどこまでも繋がっているというのを実感しますね、ホンマに。
ありがとう。

パーティーのオーガナイザーが最高の2人なので、あんま心配はしてませんでしたが、前日レコード選びきれなくてほとんど寝てなくて。でもそんな事は皆からもらったエネルギーですっかり忘れて完走しました。
8時過ぎにikkyuuさんが自らかけたライスラボニータを歌って終了。
オメーら最高だよ!
ホンマ感謝しております。

次の日曜、起きてからひとり田町へ。
駅を降りたら1号線の先にドン!とそびえる赤いタワー。
でも、暗くならないうちに、と住所を頼りにウロウロ。
ちょっと迷ってたら、大阪から東京へ移っていって、昨日も来てくれた
Mちゃんからどこにいるの?と電話が。
ちょっと墓参りに、と答えると、
何、ラリーレバン? と返された。
だいたい当たり。

霊園に着いて墓を探すものの、
なんかレコードボックスサイズの墓石に、日本名のくせに
ローマ字で刻印された墓が多く、見づらくて探しづらい。
(あれはナシですね)
やっと見つけて、自分のベースグルーブの原点の彼に、しばし黙祷。

その後、KOARAにちょっと寄り道して、またOATH行っちゃいました。
着いてしばらくして、お、次は女子のDJに交代か、と見ていると、レコードの束の一番手前が、なんとKAMASUTRAのCensored!
ええ〜!!マジで、とドキドキ・・
で、かけたのは、やっぱりD-2!
そうだよ、それ!!とオレひとりの興奮が周りも巻き込み、
DJを煽りに行っちゃいました。
(Blue Nileでのマイパーティーillbienceクラシックだったのでした)
しかもその曲の後半に出てくるベースラインが、さっき墓参りに行った彼を彷彿させるスラップベースなので、
もの凄く感慨深かった・・・
OATHで平日にパーティーやってる、20代のDJらしいんだけど
(20代の半ばくらいになると、結構ヤバイ奴がいる、と店の加藤くんが言ってました)
かけてくれてどうもありがとう。名前聞けば良かった。

その後、流れでご存知dommuneに行くことに。
しかもTOBYさんの車で。ありえないでしょうこの展開!とウキウキ。
OKDさんのおかげです。お世話になりっぱなしでした。
現場のバーカン前は赤間組系傘下のトップ会議状態w。そして
着いたときのDJがけっこう速くて、バリから帰ってきたばかりのmayuriさんも最初どうしよう?って言ってたらしいが、
そのまま受け継いでガッチリ踊らせてくれました。って言ってもダンスフロア3畳くらいですか?
でも外への影響力凄いからねー。なんか不思議な感じがしましたけど、
後から冷静に考えてみると、
例えば2千人とかの大箱ではあり得ない、
少人数から広がっていく興奮のエネルギーをインターネットがダイレクトに
伝えている事実は、やっぱりスゲーな、と。
東京のクラブシーンの悪い印象を覆さないと、とTVブロスの特集で言っていた
宇川氏は、終始スイッチングしてて、アンコールが始まり映像切ってから、
初めてフロアでだいぶ楽しげにしてました。OKDさんとこには、
「返事が遅くなってすまない。毎日変態ばかりで、時間が足りない。
 渡哲也」
というメールが来てたそうなw

うまくいけば8月に我らが・・の彼がやっと登場するかも。

そんな感じで、東京は楽しすぎたのだった。
気づけばクラブと名の付く所へは行ってないのな。
次回は、今回6回くらい前を通ったんやけど、会えなかった、
キラーカンの店、カンちゃんの立ち飲み屋に行きたい、OKDさんと!


あと、次の、これからの事を考えると、やっぱ免許だな、、、

2010年6月16日水曜日

6.19sat AGHARTA @青山OATH

6.19.sat "AGHARTA" at OATH

Guest DJ:TEN (STERNE, ERR), HANDA (JACKFORDAZE)
DJ:ya'man, Ikkyuu

22:00-8:00
Entrane Free
http://bar-oath.com

今週末は久しぶりに東京へ行ってきます。
気心知れた仲間たちと思いっきり楽しんできたいと思ってます!

2010年6月8日火曜日

6/12sat JACKFORDAZE free party!!


JACKFORDAZE FREE PARTY
2010/6/12/SAT
23:00-

DJs

Handa
sano minoru (zip)
Lobo (Deepulse/net.)
Lyoma aka Syaraku
s.a.k.i. (THE AGE OF LOVE)
Pepe


FLOOR EFFECT
ERiNi & SAKI

BAR
KAORU♥

@COMPUFUNK RECORDS BACKROOM
B1 HORIEDAIKYO BLD. 1-2-25 KITAHORIE NISHI-KU OSAKA
TEL:06-6536-0065

2010年6月3日木曜日

keep the pot boiling


「何故山に登る?」

「そこに山があるからだ」

「違うね、そこに山があったからじゃない、ここにオレがいるからだ」


久しぶりにすごい漫画と出会ってしまった。
「神々の山嶺(いただき)」

原作は夢枕獏の小説で、夢枕さん自らが、漫画にするなら谷口ジローしかない、
とリクエストして、ビジネスジャンプに連載されてたらしい。

(余談ですが、以前 A Guy Called Geraldが大阪パノラマに来た際、
 サラリーマンが電車の中でビジネスジャンプというマンガ雑誌を読んでいたが、
 少年ジャンプは知っているけれど、ビジネスなジャンプとは一体どういう内容なのだ?
 と真剣に聞かれたことがある )

山マンガです。けれど「岳」とは趣きが180度違い、
ロマンあれどズッシリ重たいです。

ディティールがかなりリアルなので、調べてみたところ、やはり実在の登山家の話を元にしたフィクションのようで。
山しかない無骨な男の物語。

音楽も、最近はロシアのディープハウサーが気になったりとか、
南国系のユルさより、寒く厳しい土地から出てくる音にやっぱり惹かれます。

そんなせいもあってか、重たいニュースばかりが気になってしまう。
沖縄、メキシコ湾原油流出、イスラエル・・・

日本の政治家たちは沖縄だけでなく、他人の痛みにあまりにも鈍感、ズレていて
言ったことを通した福島みずほは罷免され、彼女を辞めさせた鳩山総理はその2日後に辞任。
オイオイ、みんなやりたくもないキツくダルい仕事を毎日耐えてやっているのだよ。
民主がヘマをしたからといって、次の選挙で自民に投票する気はさらさら無いけれど、
けど、どうよ?

イスラエルの件も、本当にヒドイ。エスカレートしてる。
けれど、単によその国の話ではなく、
アメリカに軍事協力している日本は加害者の一面もある訳で。
沖縄辺野古のサンゴの美しい海を埋め立てられて
起こりもしない戦争のための基地が出来て、
被害者でありながら、挙句に地球の裏側で起きた殺人にも加担するハメに。
イギリスもイラク戦争後アメリカに軍事協力しているので、イスラエルと自国政府の対応に
TheBlackDogがいち早く声を上げているのを目にした。
加害者意識の現れなのではないか?

原油の流出は、現在も続いていて、解決策が見つからないままだ。
命の源の海が死んでいく。けれど
自分にはどうしようも出来ない。

どうしようもない事で、自分の心を乱されることもあるが、
忘れることによって平静を取り戻すのではなく、
思いながらも自分の日常を見つめていきたい。

大事なのは山があるという事実、現象ではなく、
山に登るという自分の意思だ。
そして、
ありったけの心で思いなさい、とさっきのマンガは教えてくれるのであった。


そしてこれも、だ。
JUZU(a.k.a. Moochy) / "KOZA feat RasTweed"

2010年5月19日水曜日

思ったことなど、、

平日のパーティーに誘われました。

スゲエ楽しかった!

「大阪の夜で音遊びしてはる人らと音の壁を無くして遊ぶ」

ってコンセプトのブッキングで、実際当日もそんな感じの集まりになりました。
いつも遊びに行くと大体同じようなメンツが集まっていて、好きなひと達だけがパーティー単位で出かけて行くというか、
大阪だけじゃなくてどこも大体そんな感じだと思うんですが、
この日はなんか最近忘れてたごった煮感が音にも人にもありました。
似た音楽が好きな人だけが集まってるんじゃないって、実は素晴らしいですよね。
なにかこの辺りに未来があるんじゃないのかな〜? 
地元愛つながりとか、そんなんでいいのかもしれません。
(でも、いざやるとなると、難しい)


週末はJACKFORDAZEでした。

前回よりも念入りに出音調整、一部からは良い評判も頂きましたが、
箱の雰囲気的にあった出音と、長時間踊ってても疲れない出音をこれからも探って行きたい。
stantonの針680E.V3はやっぱええ。買おう。
タンテの振動対策がイマイチでした。。

えりちゃんのデコで、満点の星空レーザーが映えた。
彼女は昼も別のパーティーに参加、意欲とセンスが抜群のパーティーピープルです。
いつもありがとう!

さきちゃんの誕生日を兼ねてました。
おめでとう!
アベチカのケーキはいつも最高!
(味はもちろん、上に乗ってたさきちゃんを型どったクッキーが激似でした)

半蔵くんのDJは青春時代を思い出すと言われた。
(サイドバーに音源アップしました。もしくはコチラ
常に青春ですw

久しぶりにフロアで脱ぎ始めた奴を目撃。
トランクス一丁になって、しきりにケツをまくりあげていた
(次回はTバックでご来場下さい)
全裸になるも、最後はKO-JAX&SPOTのDJにK.O.されてました。
(DJしながら相当気合いが入った模様。当然ですネ)

レコード屋の方も盛況で、常に誰かが試聴してました。
どうやらレコードを触ったことがない世代も、レコードに触れるきっかけになってるようです。
アンコールが始まってからやっと試聴台が空いて、テキーラの勢い余って大量購入!

フロアに戻るとブースが米子クルーにJACKされてましたw

その後unionのゲイミックスパーティーへ行ってきた。
おうし座新月の週末は、金星(愛と楽しみ事の星)が重なってたせいもあってか、
どこも楽しかった模様です。

次回JACKFORDAZE、6/12sat@バックルームです。

2010年5月10日月曜日

誕生日とおもてなしの心

先週末はGADOGADO@zingでした。
東京からSALMON a.k.a 徳川家康、来阪ということで、真田として迎え撃ち、
「宗右衛門町春の陣」だ、
なんて身内で盛り上がっておりましたが、この時代に戦ってねえ、から始まり、
SALMONのネーミング秘話、その他ここには書けない話を聞けたり、徳川と真田は戦友となったのでありました。

この日は自分の誕生日でした。
ここ数年、誕生日には自分でパーティーをオーガナイズしていて、今年もそのつもりだったのですが、
諸事情あって、半ば諦めていた時にタイミング良くオファーを頂きました。

「祝ってもらう立場だから、ホストするのは至極当たり前でございます」
とはとあるDJの言葉。

その通り!

人様のパーティーに呼ばれたとはいえ、自分のバースデーも兼ねたパーティーなので、友人たちには何かしないと!
(今更他人様に祝って頂くような歳でもないんですが、祝いにかこつけてパーティーってのはいいもんです)
結局、ケーキ代わりに最近のミックスをCDに焼いて20枚ほど持って行きました。逆誕プレ。
仕込みの時間が足りず、ラベルは空白のまま。。
現場で、おめでとうの言葉を頂いた友人たちに、ありがとう、とマジックで書き、渡しました。
乾杯が進むにつれ、だんだんとその行為がおぼつかなくなりましたが、、

たくさんの乾杯と、祝いの言葉と、ケーキと、プレゼントなどを頂きました。
乾杯のおかげでDJもブリブリと力が入り、フロアからアツいリアクションも返ってきて、
(珍しくブースの前に人が溜まってきたり)
気持ちよくプレイできました。

本当にどうもありがとう。
楽しかったです!


他国の事情にそんなに詳しい訳ではありませんが、アルバイトから始まり社会と関わってきた仕事内容のほとんどがサービス業という経験から、日本のサービスレベルはかなり高いと感じています。
ただ、サービスを受ける側にいる時はいいのですが、従事する側は、お客様の満足や笑顔が自身の満足にもつながる、喜びのある仕事でもありますが、あるレベルを超えた途端、その内容は召使い、奴隷と一緒になってしまいます。
サービスを受けることが当たり前になってしまうのは考えものだという思いが、ここ数年強くあります。
サービス及び接客など、与える側と、受け手側の関係は、ほどほどくらいがちょうどいいと思います。
当たり前のレベルが総じて日本は高いので、ちょっとのことでクレームやら問題が起こってしまう。
くだらないことで余計な労力は使いたくないものですし、相手に期待をしすぎるから失望も大きいワケで。。
(もちろん最低限の出来ていないといけないラインも存在しますが)

この辺の意識の似たタイプがオーガナイザーをしているパーティー(もしくはお店)は、
居心地よく楽しく遊べます。
(そういうタイプは人間的魅力に溢れ、商売っ気があまり感じられなかったりする事が多いです)

まあ、あまり難しく考えずに、自分の記念日には、自分で友人を誘って集まると単純に楽しい。
DJとかライブとか、イベントしたいのなら、誰かに頼んだり、肩肘張ってハッタリを考える前に、
そういうタイミングなんかで呼びたい人を呼んで、自分の出来る事、やりたい事をやればいい。

基本は、好きな人を初めて家に呼ぶ時に、まず何をするか? って事です。

2010年5月2日日曜日

Kez YM

大阪unionでのパーティー、zipにゲストで千葉からKez YMくんに来てもらいました。
当日の彼のDJは、ひとことでに言ってしまうとハウスなんですが、
Moodymannとかあのへん周辺のトラックを、ディープにではなく、
あそこまでダンサブルにかけれるDJを、
オレは日本人で彼しか知りません。
少なくとも大阪にはいない!

ずっと踊ってました。unionスタッフも太鼓判。

彼がツマミやクロスフェーダーを触ると、フロアの温度が上がります!
是非体験してほしいと思います。
大阪には絶対また来てもらいます。

集まってくれた皆さん、どうもありがとうございました。


次回zipは7/30 fri ゲストはDenくんです。

2010年4月29日木曜日

2度目の上田LOFT

行ってきました。
今回は大阪からKIHIRAさん、長野MANCHEEZのOKIくんと、BATH TIMEというパーティーに参加しました。
翌日は長野のROOTSで前日のメンバー+TOMOKI A HEART、そして内川さんとでわいわいとブースをJACKして来ました。
いろんな出会い、再会があり、新しい交わりも生まれ、益々今後が楽しみになって来ました。

上田LOFTでのミックスをアップしました。
右側のプレーヤー、もしくは
http://jackfordaze.podomatic.com/
からどうぞ。

2010年4月9日金曜日

JFD-004

■World Respect Detroit Day

というわけで行ってきました313の日。岐阜の駅から歩いて5分、みんなもうメシ食ってんだろうなと創作居酒屋「亀甲」の前まで来たら、店内から友人が携帯片手に勢い良く出てきた。どうやら、早く上にあるクラブ「エメラルダ」のフロアにあがってこいとの催促の電話なご様子。彼は両店のオーナーだ。お互い口パクとジェスチャーで挨拶を交わす。店の中2階のやぐら席には、何年か前の大阪宗右衛門町以来のクロード・ヤングが日本酒を呑んでいた。
クロードといえば2002年頃に京都のコンテナ跡地で行われたパーティー Squattin' の印象が個人的に強い。挨拶してすぐ、「京都のK、覚えてる?」と話を振ると、「オー、Kイズマイブラザー!!!」と言うので、「ベイビーが今度2人目やで」と言ったら、「・・アンビリーバブル・・」と両手を頬のポーズで非常に驚いていた。先程のオーナーとお互いのiphoneで娘やら猫やらを見せあったりと、相変わらずご機嫌なクロード。岐阜の女子からも「DJも人柄もいいし、かわいい!」と評判で、パーティー終了時には皆からすっかり慕われ「クロヤン、クロヤン」と呼ばれていた。
今宵をサポートするローカルのDJ達がとても歓迎してくれるので、嬉しくてこっちもいきなり呑みに入ってしまう。クロードは熱燗、オレがビールをおかわりすると、東京からクロードと一緒に来ていた初対面のTK君から「まーだ呑むんかい!」と何故か関西弁で突っ込まれた。呑助に手馴れた応対をする彼は、クロードのDJ中に手を挙げて踊りまくってた。そのうしろでオレも、だが。
TK君のとなりに座って飛騨牛やらをつまんでたガタイのいいN君を紹介された。パーティー中に踊り疲れて上に栄養補給しに行ったら、彼はフードブースのとなりで黒人女性の絵を描きあげていた。その絵にはソウルが溢れていて、素直にスゴイと思った。京都ウーピーズの楽屋の絵を描いた人だった。

今どき、パーティーにデトロイトの冠をつけた所でそんなに人が集まる訳じゃないが、コズミックだとか、ブラック・サイケデリックだとか、それぞれの宇宙を心に秘め、この日集まった連中は、デトロイト・テクノやパーティーに対してそれぞれの想いがあっただろうけれど、クロードは存分にそれに応えてくれた。ハードなマシーングルーブもハウスマナーもバッチリで、フロアの熱は最後まで冷めることは無かった。前回来た時も感じたけど、やっぱり岐阜はフロアの反応が素直で良い。たとえば、終盤 ACID TRAX をハードフロアの Acperience1 のロングブレイクまでロングミックス。とか、もう今どき滅多にありえない瞬間をフロアで共有出来た。東京のレコ屋 technique の社名にもなっているエナジーフラッシュとかも久々に聴けたし、ガン踊り!
313の日に303、それだけでメシが3杯食えるってもんです。まあそこまでの奴は少数だったと思うけど、そんなマニアなデト・オタがフロアを引っ張り、それ以外も結構な数が集まり、フロアが煽ればクロードが煽り返し、更にフロアも煽る。熱気があり、箱のほうぼうで話も弾んでいた。当のクロードは4時間近くプレイした後、最後まで残った笑顔の客十数名に囲まれ
「今日は3月13日でデトロイトのエリアコードは313でしょ?だから今日は、ワールド・リスペクト・デトロイト・デーってことで、今日ここに呼ばれたんだよ。」って興奮冷めやまない客から今更言われてて、しかも
「そうなの?」とか答えてるし超ウケた。
だべってなかなか帰らない皆に向かって、レモン酎ハイでヘロヘロのオーナーが「みんな今日もありがとう! はよ帰って!!」と爆笑の挨拶で〆。

パーティー後は、店からほど遠くない所に住んでる友人夫婦の家に今回もお世話になった。実は神社が好きだというクロードが昼の2時頃、近所の神社を観光してたらしいのだが全く起きれず。夕方、鶏が旨いと地元で評判の「あかねや」に連れてってもらい、迎え酒。鉄網で焼いた肉の野性的な歯ごたえと甘い肉汁を堪能、ホルモンは口のなかで溶けて無くなっていった。
しばらくして、以前岐阜でmagot brainという素敵な名前の店をやっていたという、「通称・岐阜のグランドマザー」が笑顔でポーズをとってやってきて、隣に着席。
「今どきまだDJやってるってことは、アナタもおぼっちゃん?」などとからかわれるが、オレの半端な学歴と今のシノギの内容を伝えると、グランドマザーはカウンターにひれふしてしばらく嘆いていた。世話好きなタイプで、友人夫婦もだいぶお世話になったクチみたいだ。それぞれの土地に、それぞれの物語がある。韓流の若手イケメンを携帯の待ち受けにして、フレディー・マーキュリーと待ち合わせしてるというマザーは、フレディーが来るのを待たずに鴨肉の鍋をつつき始め、オレ達にもわけてくれる。これまた生命力を感じる味で旨かった。「4月にレコード持ってまた来るので是非来て下さい」と伝えると「ああ、カメラルダ?」と返してくるグランドマザー。こういう楽しい人は大好きだ。

パーティー明けの日曜日に、こういう感じで家族とも呼べる仲間とほっこりした時間を過ごした後の気持ち。帰りたくない。しかし、帰らねば。1978年に出版されたNYのゲイ・ライフが描かれた「ダンサー・フロム・ザ・ダンス」という、音もだち夫妻から以前借りたが、重厚な内容の為なかなか読めてなかった小説を持参し、道中の電車内で読んだ。岐阜は近いのでそんなに進まなかったが、行きは
『だが彼らの顔が、これ以上はないほど甘く幸せに輝く瞬間がある。全員がひとつになって、溶け合う瞬間がある。彼らはそのときのためにここに来るのだ。それはだいたい朝の六時半ごろに起こる。彼らは汗びっしょりのTシャツを投げ捨て、
「Make me believe in you, show me the love can be true.」と歌うパティ・ジョーに合わせて叫びだす』
という描写に、以前から好きだった曲にそんな逸話があることを知り興奮したが、帰りは日曜日の今の自分の状況と、その本に描かれるマローンという人物の日曜の孤独とが共鳴してしまい、とてもセンチメンタルな気分になった。

DJだけじゃなく本気で占いもしてる友人曰く、「2009年の12月末頃からずっと逆行してた火星が、313の2日前に順行に戻った」そうで、なんかスムーズに行かない、やる気が出ないなどそういう時期にあったのが、順行に戻ったことで今まで停滞していた事がいきなり進んだり、やる気が出て来たり。世の中全体が前に進もうという空気をどこかで感じられ、元気がなかった人も元気が出てくるタイミング、らしい。
確かにこの週末になって、今まで溜まってた事がいろいろ動き始めたりしている。この春はそれに集中しよう。
帰ってから景気づけに red planet のstar dancerを聴いた。前に進もうという気が湧いてくる。やっぱり名曲だ!

NEW LABEL JFD-004

■NEW LABEL INFO

90年代半ばより一貫してCHICAGO, DETROITのHOUSE, TECHNOをサポートし続け、近年は親交の深いDJ 3000のレーベルよりリリース活動を行ってきた DJ COMPUFUNK a.k.a. LOVEGODによる、同名のセルフレーベルがスタート。

REMIXERには同じ大阪、そして同世代で活躍するARTISTの一人である ALTZ, そしてURから MOMADICO a.k.a. DJ DEX が参加。デジタルリリースが主流となりつつある昨今、あくまでアナログのリリースにこだわった熱い思いが封じ込められた一枚が UNDERGROUND GALLERY のサポートにより、2010年4月リリース予定。


MORE INFO
http://www.compufunk.com
http://www.undergroundgallery.jp

(紙面上で一部間違いがありました、こちらが訂正版です。申し訳ありません。)

2010年3月27日土曜日

NEW CLUB & PARTY!

■レコ屋の奥にDANCE FLOOR! JACKFORDAZE launch party!!

大阪、堀江で十数年に渡り、シカゴ・デトロイト系を中心にテクノ、ハウスのヴァイナルをサポートし続けてきたCOMPUFUNK RECORDSに4月からBACKROOMが出来ます。そこでレギュラーパーティー始めます。

by JACKFORDAZE

■■COMPUFUNK RECORDS_BACKROOM
B1 HORIEDAIKYO BLD. 1-2-25 KITAHORIE NISHI-KU OSAKA
TEL 06-6536-0065
http://www.compufunk.com


■4/17 sat JACKFORDAZE launch party!

DJs: kunio asai (Brilliant*), kono, handa
FOOD & BAR: abetica, kaoru♥
FLOOR EFFECT: SAKI & ERiNi

22:00 start
¥1500/1D

do it ourselves style.

2010年2月9日火曜日

【号外】

■壊れた十年

去年の12月にサンチャンでDJしたとき、バーでオレに向かって「半蔵さんて、HOUSEFORCEですよね?」と喋りかけてきた奴がいて、ええ今更?!ってなって話をした(わからない方は流して下さい)。振られた話に何気なく答えたら奴は深く考え込んでしまったので、しまったと思い、その後は言葉を選んで喋った。その時期オレはアシッドハウス熱に猛烈にやられてたのだけれど、オレのDJ中からそいつの動きが激しくなってきて、その後はブースにぶつかりまくりやがって、迷惑な奴やと思った。店のヒゲのスタッフがうまく対応してくれた。でもオレがもっと暖かい音をかけてたらそうはならなかったのに、って実際思った位、素直さも感じた。
そいつのあまり良くない評判は聞いてたけど、実際それがそいつと知ったのは後になってからだった。同じ空間にいた事は何度もあったみたいだけれど、向きあって喋ったのはその時だけだった。今日起きてPC開けたら友人の日記でそいつが自殺をしたと知った。

先週末、「ゼロ年代の音楽 壊れた十年」を読みながら京都の兄貴のところに散髪に行った、はずなのにちょっとしたミーティングが始まり喋りまくった。美容師とDJ兼パーティーオーガナイザーとの職人同盟、お互いの今後の展開について、ちっちゃな話ではなく、おっきな話なんかないの?っていう話。
ふたりともおっきな話の行先は「社会貢献がしたいねん!!」という所だった。気がつけば店に来てから2時間以上経っていて、そろそろ髪切らないと終電間に合わない、って事でやっと散髪が始まった。外は吹雪いてたけれど、だいぶホットな店内だった。出来上がった髪型は非常に気に入っている。

何が言いたいのかというと、小泉以降確実に分断されて壊れた社会を、自分らの手で取り戻したい、ということだ。ミーティングポイントの役割は重要だけれど、行政とか体制側にそれを期待するよりも、自分らの手でそれを作った方が早く、機能的だと思う。言葉でいうほど簡単じゃないし、もちろん世の中全ての人に対してなんてとても出来ないけれども、自分の手の届く範囲でなんとかしたいと真剣に思う。それをやりながら、手法だけ公開するから後は自分らでやってくれ、と思う。ジャンル問わずそういう人達の連帯が無ければ、個の力だけではどうしようもならないところに今の社会は追い詰められていて、みんながしんどい。だから考えるのを放棄して、もしくは誘導された枠組みの中でしか考える力を持てず、挙句の果てに、何でも死刑にしてしまえ!という民意が増えてしまうのだと感じる。(死刑容認、過去最高の85・6%… 内閣府調査 読売新聞 - 02月06日 18:29)

でもそれじゃダメだ!ってのが、今の自分のモチベーションです。
参考リンク

そんな事も考えつつ、、

「踊ることは瞑想することだ。なぜなら、宇宙は踊っているからだ。そして、宇宙が踊っているのだから、踊らないものには、何が起こっているのかわからないのだ」

■Social Infection presents 地下茎210 at NOON ■
  --- with HAMASTAR SOUND SYSTEM ---

2010年2月2日火曜日

SUPPORT YOUR LOCAL vol.2 JFD-003.3

 
■■■DJオーディション

90年代の頭に京都の祇園のはずれにGARDENてなかなかいいクラブがあって、そこでDJオーディションって企画があった(2回あったような気が)。田舎から出てきてクラブに遊びに行くようになり、DJに興味を抱いていたオレはこれはチャンス!とばかりにデモテープを送った。そしてカセットテープを送りつけた6人がとある金曜日に呼ばれて、店は1500円/1Dで通常通り営業。今思えば無茶な企画である。1人30分くらいずつDJして、上位3人は3ヶ月間、月イチ月曜日に枠をもらえる。オレは燃えた。

どうやって順番が決まったのかは覚えてないけど、その日のトップバッターだった彼の顔は以前から知っていて、なんでキヒラさんと一緒にDJやったりしてる人がこんなとこ来てんの?って思ってた。でも、バレアリックというか、彼のDJでフロアは暖かい感じで良かったし、オレも踊った。で、当時、自分はまだそれほど好きじゃなかったNYハウス系のDJが2人目から5人目まで続いて、結局5人目終了まで2人目からひとりもフロアに人が出て来ないという、当時まだクラブも行き始めたばかりであまりよくわかってないオレでもさすがに・・・っていう激寒な展開、さあ、困った。『人前で初めてのDJなんだよなー、一応持っては来たけれど、こーれかけるのは勇気がいるなあ。でもフロアずっとこれやもんなあ・・』と、緊張感マックス(オレもフロアも)のなか、イチかバチかでかけた曲。恥ずかしい思い出だ。でも当時、この時のイロモノDJっていうレッテルを覆す!っていうのがそれ以降しばらくの間自分のモチベーションにあったような気がする。まあさておき、これが項を奏してフロアの緊張がとけ、その後は、その頃大好きだったtower of powerとかホーンセクションが効いてベースがファンキーなんとか、talkin' loudらへんを気持ちよくかけれたのを覚えてる。

店でレギュラー持ってるDJの大先輩方が審査して、1位、トップバッターだったTENちゃん(文句なし)、2位にめでたくオレ入賞、で、3位がNYハウス勢の中で、あ、この人のんは好きかもって思った彼、この3人で月曜日の枠を勝ち取った(自分の記憶では3位だったとずっと思っていたんだけれど、昔のスケジュールひっぱり出してみたら2位って書いてあった。)

TENちゃんの家にはよくフライヤーを作りに行った。モノクロで映える写真を探し、いろんなフォントで英数字が載ってるタイポグラフィーの本を彼は持っていたので、それをローソンで何種類かコピーして、それを1字1字ならべて貼ってクレジットを作る。で、コピーして影の出てるところをホワイトして…非常に手間のかかる作業だった。そんな時代。でも、それが良かった。
記念すべき最初のフライヤーは今でも大事にしている。その後もしばらくTENちゃんとは別の箱で一緒にパーティーをする仲だった。そこが京都のMushroomだった。オレが毎回キメにかける曲が同じでヤダとケンカもしたが。彼はその後CISCO大阪から渋谷へ。現在はWOMBのSTERNE(ご存知石野卓球のパーティー)のレジデントや、昨年からERRって野外のパーティーも仕掛けている。

                     当時のフライヤー

SUPPORT YOUR LOCAL vol.2 JFD-003.2

 
■■上田Loft

大阪で年越しのカウントダウンパーティーの撤収を終えてから551の肉まんを手土産に信州の実家へと電車に乗った。20代の頃はほとんど帰らなかった。2、3年前に帰った時、地元の上田駅を降り目に入ってきた看板で、オレの実家のある真田町も含め、まわりの町が合併された事を知った。ライトアップされた駅前からの通りは電柱が地中に埋められ整備されて空が開け、オレらの頃からさびれていたスーパー跡地には高層マンションが建った。けれども自家製の野沢菜漬けと、さすがといわれる上田のりんごの味は相変わらずだ。

冬のコタツでりんごを食べていた小学生の頃から、漠然と高校を卒業したら東京に行くと思っていた。その頃は東京まで特急で3時間くらいはかかったと記憶しているが、新幹線が出来て今ではたったの1時間半、しかし新幹線の下を走る軽井沢~篠ノ井間の在来線はJRから切り離され民間経営の『しなの鉄道』となり、値上がりした。長距離移動者の利便性は上がったが、地元民の足としては痛い五輪効果だった。とはいえ元々車が無いと話にならない山に囲まれたオレの故郷のまわりは、今では山間をトンネルでまっすぐつなぐ高速道路が整備され、高速通勤をしているという便りを高校の同級生からもらったし、市街地でも駐車場がないと店として生き残れないという話も母親から聞いていた。
久しぶりに乗ったしなの鉄道、ドアが手動なのを忘れていた。寒冷地仕様なのだ。

10代の多感な時期はバブル真っ只中の時代だった。小学校から帰るとTVの前にテレコを準備し、7時前からまわりに静かにしてもらってアニメの主題歌が始まったら録音と再生ボタンを一緒に押していた。そんな時に限って父親が「ただいまー」と帰って来たりするのだけれど。中学の頃、たまたまNHK-FMのリクエストアワーで流れてきた『No End Summer』という曲に衝撃を感じ、海の無い長野の山奥で、海辺のドライブをイメージするような曲ばかり好んでひとりで聴くようになった。とはいっても長野では中学まで民放のTVチャンネルは2つしかなく、FMもNHKだけ。何もなかった。高校時代にジャージ姿で初めて行ったコンサートでスクラッチを見て、家にあった親父のレコードプレーヤーで試してみたが出来るはずもなかった。

同時にその頃、遅れてきたDCブランドブームにもヤラれ、ファッション雑誌を読みあさり自分のセンスを磨いてるつもりだった。都会へと続くレールの先には輝かしい未来が待っているというgold digger気取りの井の中の蛙、イコールダサイ田舎者だった。勉強したいのではなく、都会で黒い家具に囲まれて一人暮らしがしたかった。しかしそこでレールは終わっていて、そのまま真っ暗な谷底へ放り出されることとなった。time to lose control...

谷底で残念ながらサーフィンや刺青には興味を示さなかったが、テクノやハウスミュージックといったDJ&CLUB CULTUREに出会えてラッキーだった。その頃はまだ文化とは呼べないが、何か新しい物事が始まるときのエネルギーに魅せられた。初めにジャックありき。そしてジャックはグルーブを産んだ。オーマイガッ!イッツ TECHNO ミュージック!!その中心は93年から3年続いた京都のMushroomという店だった。大学をドロップアウトしてDJをしているという息子を心配して、親父が店に来たことがあった。天井が低くスモークを炊きすぎる癖があったその店で親父は「換気が悪い」と言ってすぐ帰った。それから何件もの店が潰れたけれど、やってることは基本変わらずネバーストップで、あれから20年近くが経とうとしている。ただ長くやればいいってもんでもないが、それでも20年続けばそれはもう文化といっていいんじゃないかと近所の誰かも言っていた。

地元の話に戻るが、上田は合併されたといっても人口たったの16万、典型的な田舎の地方都市だ。そんな街に7年前からクラブがある。あるのは知っていたが、今回ひょんな事から誘いを頂いた。まったく、人の縁とはつくづく不思議だ。

上田Loft。その強気な名前は伊達ではなかった。DJブースは作りと配線がしっかりしていて、ソファーもあるくらい広くとられている。四隅のスピーカーからは重心低めで太く厚みのある音が鳴り、フロアでは気持ちよく体が動くので、年末からの疲労と寒さでこわばっていた体をほぐした。見上げるとミラーボール、ノッてくると天井付近からスモークが出てきて、気の利いた奴がフロアの入り口のカーテンを閉め、密室状態の中ストロボとパーライトが点滅を始める。260万人が住む大阪でもなかなか無いレベルで、音響照明飲み物や逃げ場に到るまで細かな配慮を感じる店だった。好きじゃなきゃ無理なレベル。好きでも知識と経験とある程度まとまったカネがないとあそこまで出来ないレベル。正直驚いた。

「店の若いDJ達にはみな照明もさわらす、そうすると曲を覚える。」と言っていた店のオーナー兼DJである内川さんは、オレのDJオーディションの時の審査員のひとりで、その頃から彼は年がひとまわり上で隣の高校出身の同郷の先輩というのは知ってはいたが、キャリアが違いすぎて当時は気安く喋れるような存在ではなかった。店には彼が海外で買い付けてきた中古レコードも置いていた。グラウンドビート系のセレクションが渋い。

地元にクラブがある事は、オレからすれば単純に嬉しいけれど、地方のただでさえ人口の少ない場所で、信念を持ってやり続けることは相当大変だろう。けれど、音楽やパーティーつながりで出会う人たちとの居心地の良さに都会や地方の差はない。岐阜EMERALDAしかり、米子Breaksしかり。むしろ最近は地方での集まりの方が、人数は少なくとも余計なものもない分ピュアでハングリーなエネルギーを都会よりも感じる。実際この日も上田Loftで、個人的にこの冬イチオシのレコードをかけた時、すぐさま若いDJがブースに飛び込んできて、「僕もこの曲メチャ好きなんですよ!でもこんな風にかけれないんですよねー」というやりとりをした。離れた場所の見知らぬ人を自分の好きな音楽がつないでくれる。嬉しくて、感謝したくなる瞬間だ。他にも地元の連中からいろんなフィードバックがあった。と同時に、幼少期から知らぬ間に持ち続けていた都会幻想は完全に消え去った。都会には都会ならではの醍醐味がもちろんあるけれど、良いものに都会も地方も関係ない。no border under a groove!
この10年で音楽をとりまく状況には急激な変化が訪れた。respect the old, appreciate the new.
そしてそれは音楽だけでなく、社会全体にも変化の大きな波が、静かに確実にやって来ている。オレはそう感じる。そしてそれを歓迎している。楽しむことを続け、より良い楽しみにつなげようと画策中だ。楽な状況ではないけれど、悲観的でもない。当時はそこかしこでかかっていたためtoo muchになり売ってしまったのだが、やっぱり好きだと上田Loftで買い直したレコードはこう歌っている。
have to survive, have to stay alive, livin' in the light.


上田Loft - myspace

2010年2月1日月曜日

SUPPORT YOUR LOCAL vol.2 JFD-003.1

 
■超越音狂(ちょうえつおんきょう)@米子Breaks

年も押し迫る寒空の中、楽しげな匂いを察知した我々はノーマルタイヤのレンタカーに乗り込み米子Breaksへ向かった。超越音狂というパーティーの前に松江在住の古い音モダチと合流、出雲で瓦そばと温泉。出雲の国というだけあって、うごめく雲と満月に目を奪われながらの露天はこれぞ最高。パーティーと温泉のセットはとても贅沢な気分で、体も心もほぐれる。その後松江に戻り、支度して米子へ車で30分ちょっと。前日福山でDJしてた京都の友人を呼び出し、現地で合流することに。彼は米子駅まで電車で、そこからタクシーの運ちゃんにBreaksの住所を伝え乗車したものの、運ちゃん見事に迷子。それもそのはず、Breaksは田舎道にぽつんと建つ元パチンコ屋をクラブスペースに改造した箱で、運ちゃんはその事を知る由もなかったのだ。

結構な広さで、パチスロコーナー跡がダンスフロアとバー、パチンココーナー跡がチルスペースといった感じ。メインのスピーカーはどうやら自作で天井まで積み上げられ、さらにこの日はオーガナイザー自前のマスターブラスターが追加されていた。上半身裸はもちろん、Eとペイントされた唐笠を被った男や、松葉杖持って駆けつけた人がフロアにいたり、車椅子で来ている人がいたのだが次に目撃したのはブースに入ってマイクを持っている姿だった。そういえば以前レコード屋勤務時代に来たシカゴ帰りの客から、Paul JohnsonのDJ話を聞いたことがあるが、実際目撃したのは初めて。店内に描かれているペイントなんかを見ても、なかなか元気な連中が集まる場所っぽい。松江の音モダチ曰く、山陰は変態が多いのだそうだ。この日の集まりをみるとうなずける。変態つながりの神戸、大阪、京都、岡山、愛媛人をこの日確認。都会のパーティーと比べても、集まる人の元気さ、エネルギーはかなりの感じだ。深夜の更に深い時間になっても続々と女子らが入ってくるので、気になってバーにいたとてもいい顔をした兄さんに話かけてみる。いるだけで安心出来てしまう柔らかなオーラをまとった笑顔の彼がどうやらオーナーらしい。米子の酒場の営業明けの人達や、近所の温泉街の旅館の若女将なんかが来ていたようだ。

米子Breaks、もう8年になるそう。パーティーオーガナイザーから受けたテキーラと、京都から来てた音モダチからの朝方のダメ押しで潰れてしまったので、リベンジに行きたい。帰りは強烈な冬将軍で死ぬかと思った。冬の米子道、スタッドレスとチェーンを忘れずに。蒜山SAはマストですが、もひとつ米子寄り、地味な大山PAのしじみご飯350円がとても旨かった。晴れていれば景色も最高なはず!

Breaks web

2010年1月28日木曜日

JFD-002.4 SUPPORT YOUR LOCAL 2009

 
■■■that's my favorite

今年最も急速かつ親密になった奴らがいる街。
それは今まで高速道路で通過するだけで、失礼ながら何の興味も抱かなかった岐阜だった。

会ったその日から数年来とも思えるフィ-リングと常に笑顔で経ち振る舞う彼らの遊び場は岐阜の駅からそう遠くはない4階建ての雑居ビルである。2階に入っている外国人BAR以外は3・4階がクラブ、1階がクラブのオーナーが経営する創作居酒屋という素晴らしい組み合わせ。ほとんど自分たちで内装などもこなし、仲間が店のロゴやフライヤーをデザインすると言うなかなかに理想的な店である。

まずは1階の居酒屋(*1)から紹介すると、週末に数回しか行っていないのでその時の感想しか書けないが、程よく落ち着いた照明と、清潔感のある内装、そしてなにより何を頼んでも美味い。DJの前、DANCEの前にテンションが上がらない訳がない。しかも階段を上がればすぐにクラブがあるなんて! ついつい長居してしまうが、ほかの客もOLやサラリーマンから若者まで楽しそうに食事をしているのを垣間みると、いい店だとステキな店だというのが分かるだろう。

次にクラブ。(*2)今年OPENしたばかりのこのクラブには東京や大阪などからGUESTを呼び、11月にはSOULPHICTIONもLIVEを行い、12月にはJUZU a.k.a.MOOCHY、1月には田中フミヤ等を招聘、益々楽しみなスケジュールは地元でもないのにこまめにチェックしてしまう。
1FLOOR20坪程度だろうか。BAR+FLOORの3F、ソファがいくつも並ぶ4Fの組み合わせは、もっと大きな街にもなかなかないアットホームではあるが小綺麗で好感が持てる遊び場だ。

もう少し言わせてもらえば、個人的な意見だが酒が大阪や東京より安く、丁寧に作ってくれるのでウマい。クラッシュアイスのような氷がグラスの半分以上を占め、その上から安い酒たちを雑に注ぎ、到底ステアとは言えないただ乱暴に上下に混ぜて700円ってとこのは頼めないし、おごりでもあまり飲みたくもない。(もちろんそう言った店ばかりでもないし、土地代が酒代に加算されているのはCLUBでもBARでも働いた経験から充分に承知している。)こういった基本的な事が普通に出来ているだけで居心地は随分良くなり、結局酒はどんどん進む。

ともあれ、来ている客もとても親しみやすい。例外として前回DJをした後にオーナーに紹介された女の子にいきなり肩に噛み付かれはしたが、まあそれはそれで良しとする。大阪でそういった輩に出会えば到底それだけでは済まないわけであるから。

なんにせよ、まだまだ伸びシロを感じるし、また行きたいと思える箱である。自分たちが楽しむというスタイルを貫きつつ、来てくれた人達へ居心地の良い時間を。これは当たり前だが、通りに何件もクラブがある大都市ではあまり感じられない事が多い。

もっと多くの街にもっと色々な場所・店があることは周知であり、もちろんそのほとんどに自分が足を運んだり出来ていない事も事実だが、新しく出来たそういったLOCALのGOOD PLACEになるであろう上記の店とそのスタッフ達を好きになるのは何も特別なものではないはずだ。

音楽を通して、今までお互いが会わずとも同じ趣向のモノを好み、それらを自分たちの方法で楽しんでいた人間達が出会い、アっという間に意気投合する事の素晴らしさも改めて実感する機会を与えてくれた店に、来年は何度足を運ぶ事になるか今から楽しみである。


(*1)KIKKOU - 亀甲 -
 岐阜県岐阜市神田町2-8
 tel/058-263-7133
 open/17:30~24:00(金・土は翌2:00)

(*2)EMERALDA
 岐阜県岐阜市神田町2-8
 Hikari Bld 3F/4F
 tel 058-263-7132

JFD-002.3 SUPPORT YOUR LOCAL 2009

 
マテ茶

南米に自生するイェルバ・マテの葉から作られた美味しいお茶。
インカ帝国以前より1000年以上も飲まれてきた健康茶で、野菜栽培が困難な南米において「飲むサラダ」と呼ばれ愛されてきました。
また、東洋茶・西洋茶と並んで「世界三大茶」のひとつとも呼ばれている。

クラッパーマテとは、マテ茶をベースにしたカフェインドリンクのこと。

JFD-002.2 SUPPORT YOUR LOCAL 2009

 
■■ do something, get into a groove.

とある連休前の金曜日、初めてそのパーティー情報を耳にした時から、その日はひとつの大きなターゲットで、その時に向けて身の回りの事や気持ちや体調を出来るだけ整え、迎えた当日。ピークタイム間際に到着し、まず荷物をまとめ・・・たいのだが、あんな顔やこんな顔、挨拶ばかりで次に進まないという嬉しい悲鳴で始まる。

テラスのマテバーに辿り着く。どうやら今日はフロアも1階もテラスも同じ音が流れている。よし、フロアへ、のタイミングでDJにドリンク1杯持って行ってくれというミッションを授かったものの、交代直後の地下フロアは期待感と人で超パンパン、1歩先にも動けず。音のバランスはいい感じ。なんとか最前列付近までたどり着くも、コップのドリンクすでに3割減。至近距離で目に入ってきたのは、猫背で両腕に刺青、サスペンダーをした髭のワリオだ。最初のミックスですぐに火がつくフロア、その後も期待に存分に応えるワリオ。ヤバい! ワリオもヤバいが、最前列で押し合いへし合う男女たちがまあ何とも元気すぎるのでさすがに前方からは退散。

1階に戻るとあれまたあんな顔や忘れてた顔、マジで!とあがる顔、顔、顔。アガリすぎて誰と何を喋ったらいいのかわからず基本受け身、セクハラされるのはいいとして、相変わらず華がないとかディスカウントしてくれだのトイレ待ちなんとかならないのとかもう言われたい放題。パーティー談義になればなったで東西の愚痴を拾い、状況は確認するものの結局手に負えなくなってフロアの空いてるスペースに潜り込んで体を動かす。

ワリオ、最初の1時間全部知らない曲、何なんですか一体彼は。
気付けば隣りで踊ってるあんな顔。こんなにパーティー会場内のいろんなとこでいろんな人に会ったのは人生初だ。
讃え合い交代するDJ、けれど途絶えないフロアの熱とつながってる特有のこぶし。

音に連動し、東チームがフロアを彩れば、西連中はテラスで電撃的に結成されたマテウインクがマテブースで踊りまくり、マテは完売と、互いの持ち味を存分に発揮。

喋っては踊り、エンジンはかかりっぱなし。自分よりも低くなって踊っている人を初めて見た、かと思えば誰よりも高くなっている。ギアが落ちて、朝方のハウスなムードに包まれたかと思いきやいきなりトップギアへ、持っていかれたー、かと思えば途中でつんのめったりずっこける。独特としか言いようのない相変わらずのグルーブに、こらえ切れずフロアで笑い出すいつもの顔や、立ったまま寝てる顔。
やっぱ踊るのが好きだ。楽しい。
もっと踊らせてくれ!

音が止まる、しかしフロアが終わらせてくれない。流れたcan you feel the bass のフレーズでハッと我に帰り、動けるうちに細かな片付け。おそらく時間的に体も頭もポンコツなのだが、マテのおかげで目が冴えてる感じ、もうあとは流れるだけ。時計は放棄。友人がフロアのどこかで6千円の札束を落としたと言っているのを聞いて、デフレやなーと思う。

二度目の音が止まり、一瞬あいてから地下と1階と同時に拍手が起こる。札束も無事見つかりましたとさ。パーティーを自分なりに大分楽しめるようになってきた今日この頃。この一晩がフライヤー持参でワンドリンク付き2千円、オレは払うよ!50 dollers or more 'bout the HOUSE OF GOD!!

JFD-002.1 SUPPORT YOUR LOCAL 2009

 
■ can you feel it?

とある金曜日、シノギを終え、これから出向く場所はそこから近いのだが初めて行く場所なので、簡単な準備&ウォームアップ、楽しむ前の準備。夏の間のお気に入りだったmixをかけ、シノギからパーティーへとリセット&リラックス。何度も聞いたmixだがこの日は感じ方が以前と違う。

今のシノギを始める前、DJと流しのバーテンだけではメシは食えるが家賃が払えなかった時期があり人に迷惑をかけた。運良く今のシノギに潜り込んでいるものの、もし明日このシノギが無くなったら、、反省と誓い、シノギ以外の収支をもっとなんとかしなければ、という危機感と、今年になって差し込んできた光。そんな事を考えながらmixは最後まで聞かずにいざ出発。

生活の足が自転車の人の事をまったくケアしてくれてない大阪の道路事情、あぶない交差点と人通りを避け、目的地近所の安全そうな駐輪スポットを見つけ、そこから散策する。名前は知っているけれど、スリリングな噂やイメージの為入ったことはない別の店の前を通りかかったので、勢いで階段を降り、キャッシャーで手持ちのフライヤーを置いてもらった。目的地はそこからすぐ近所だった。

目的地向かいの雑居ビルからはいろんなそっち方面の人達が現れては消えていった。個室18禁女性入店お断りって店がそこの路面にあった、とそっち方面に詳しそうな友人が教えてくれた。なんていかがわしい街だ、しかし嫌いじゃない。そっち方面も巻き込む突き抜けたエネルギーを今求めている。

初めて踊りにいく店、ワクワクして当然だ。その日集まった数多くの見た事ある顔たちの多くもそうだと思う。だからこそ皆、同じ事を思っただろう。皆の求めてるものは、意外と単純な事なのだ。

can you feel the bass?

それといろんな顔ぶれ効果で、情報の交流密度の濃い夜だった。それもまた醍醐味である。次回行く事があれば、何件か隣りにあった、ソースカツ丼玉子とじ付き、ってのれんをくぐってみようと思う。

JACK FOR DAZE - VOL.01 寄り合いのススメ

■音楽自由党 全面広告

JACK FOR DAZE - VOL.01 寄り合いのススメ

■寄り合いで励む者たち

パノラマで毎月第2、第4水曜に行われている「手芸部」がアツい!嘘だと思うのなら行ってみればわかる。手芸部活動報告blogがあるのでそちらも。
8月に行われた一点モノ・ハンドメイドTシャツ展までの道のりを、手芸部部長に聞いてみました。

部長談

確かパノラマで女子3人でしゃべってて、自分で色々作ってみたいけど、家でなかなか手につかんよね、って話から始まったような気がします☆ で、みんなで集まって手芸部やったら出来るんじゃない?楽しいんでない??って感じだったと思うんです〜。(で、パノラマ店主にやりたい〜って言ってから半年くらい経ったはず。。 なので、「手芸やりたい部」とか言われてたりしました)

手芸部を本当にやるって決めたのが3月で、第一回目は3/31(火)でした。初回は3人だけ。でも初めから凄く楽しかったです。2回目、3回目と徐々に人が増えてきて、材料を提供してくれたり、色々と協力してくれる人が増えてきました。6月までは火曜日にしてたんですが、7月から水曜日、『PANORAMA手芸部 de マイアミ』にパワーアップ。多い時には15人もの女子達が集まって、PANORAMAで手芸大会になってました。水曜日になってから、ご飯もあるし、DJさんも居るしで更に楽しくなった感じです◎

8月はTシャツ展に向けて「夜なべ手芸部」や「臨時手芸部」をしてて。かなりみんな真剣モードになってました。無事Tシャツ展を終えて、今はまた秋冬に向けて次の企画展を考えています☆


パノラマは現在、曜日別に好評営業中。各種パーティーの相談も受付中。問い合わせは、店主がいる金曜日がベスト。
また、「登山したい部」がかけ声から1年以上未活動。

PANORAMA
大阪市西区新町1-14-43 大阪屋ニュー立売堀ビル2F
06-6532-8484

2010年1月27日水曜日

真田半蔵と申します。

DJやパーティーのオーガナイズをしております。自身がオーガナイズを努めるパーティー『JACK』にて、2009年の9月より遊びに来てくれた方にむけてJACKFORDAZEという会報をパーティー開催ごとに作成、配布しております。ペンネーム真田半蔵と申します。そのままハンドルネームとします。
アナログ世代ですので紙媒体にこだわってはおりますが、届けたいところに情報を届かせる手段として、会報webを作成することにしました。
興味を持って頂けた方は、街へ出かけた際、会報を手にとって頂けると嬉しいです。我々のパーティーにも是非遊びに来て下さい。

house music all night long!
in the beginning there was jack, and
jack had a groove.
without music we have no meaning,
no joy and no soul.
my life with music,
my life is rhythm.
no nation under a groove,
can you feel it?
can you feel the bass??
jack your body.
jack you to move.
let your body and spirit ride !